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昨今(2024年時点)、競馬のゲームといえば、”ウマ娘 プリティーダービー”(ウマ娘)が人気を博していますが、アラフィフの自分にとっては、やはりウィニングポストであり、ダービースタリオンが2大巨頭です。
特に、学生時代の時間を持て余していた時(もっと勉強しとけばよかったと後悔してますが)に、どっぷりとハマったのが、ダービースタリオン96(スーパーファミコン)とPlayStation版のダービースタリオン(ダビスタ)でした。
最近、牝系ラインが気になり始め、名牝の系譜やファミリーナンバーのデータ収集などしてました。
この作業中に、ふと、そういえばダビスタの繁殖牝馬にはモデル馬が存在していたことを思い出しました。ビワハヤヒデ、ナリタブライアンを産んだ名牝パシフィカスをモデルとしたプチカプリース、これまた名牝ミエスクをモデルとしたサヨナラなど数多の魅力的な繁殖牝馬が登場してたなと。
ここで例示した名牝どころと対極にゲームスタート時に手持ちの繁殖牝馬として出てくる、いわゆる初期牝馬(初期牝)にも、当然モデル馬がいたなと。
で、なぜだか、その初期牝の系譜が今も続いているのか?という疑問が沸いてきて、メンドクサイと思いつつ、なぜだか頭から離れないのでいっちょ調べてみようということで調べてみました。
尚、対象は、ダービースタリオン96のデータで行きたいと思います。
さて、結果どうなっているでしょうか。
余談ですが、
ChatGPT(GPT-3.5)に「競馬ゲームといえば何が一番有名?」と聞いてみたところ、ウィニングポストとダービースタリオンの2つを回答いただきました。”一番”有名なのは、と聞いてみましたが、やはり甲乙つけがたかったのかなと思いました。なおダービースタリンオンはセガから発売されたそうです(笑
ダビスタ96に登場するライバル牝馬の系譜と初代プレイステーション版の初期牝馬の系譜も調べています。
こちらも是非ご覧ください。
500万円の初期牝馬
ポテトグラタン
記念すべき1頭目は、ポテトグラタンです。
モデルとなった牝馬は、ゴールデンワンダー(生年:1987,父リードワンダー)です。
系譜は次の通りです。
尚、青色が牡馬、ピンク色が牝馬を表してます。
競走馬として登録されなかった産駒は除外しています。
残念ながら、産駒はそれなりにいますがそこから先への拡がりはありませんでした。
残念。。。でもまだ最安値グループの1頭目ですからね。次行きます。
スクールサンデー
2頭目は、スクルールサンデーです。
モデルとなった牝馬は、マイネサンディー(生年:1989,父グランパズドリーム)です。
うーん、ここも2頭の産駒のみでそこから先の拡がりは無しでした。
取引価格500万円は、この2頭のみとなります。
では、次600万円のグループを見てみたいと思います。
600万円の初期牝馬
メリケンオタマ
さて、600万円グループの1頭目は、メリケンオタマです。
モデルとなった牝馬は、メアリードール(生年:1987,父キョウエイプロミス)です。
個人的に、なぜだか名前を気に入ってました(w
なんと、メリケンオタマ、現実の世界では産駒無しとなります。
とほほ。
次いってみましょう。
ミスペダントリー
さてお次は、ミスペンダントリーです。
モデルとなった牝馬は、マイネテパーンタル(生年:1986,父サルノキング)です。
この牝馬、父サルノキングが若干インパクトがあり覚えてました。猿王。
ここまでで初の孫の代まで伸びました!
がしかし、現役の世代はいないですね。なかなか厳しい世界ですね。
でもなにか、希望が持ててきました。
この勢いで次いきましょう。
ミナモトシズカ
でましたしずかちゃん。
モデルとなった牝馬は、マルワマドカ(生年:1987,父ネオキーストン)です。
しずかちゃん、産駒は多いですが、伸びなかったですね。
残念。
ここまででが600万円のグループとなります。
孫の代まで伸びましたね。しかし現役世代が出る気配がかなり薄く先行き不安になってきました。
次700万円のグループ行きます。
700万円の初期牝馬
テーブルワイン
さて、700万円グループの1頭目は、テーブルワインです。
モデルとなった牝馬は、アイリスウイン(生年:1986,父ジムフレンチ)です。
うーん、流れ変わらず、それなりに産駒はいますが、伸びないですね。
次いきましょう。
アイスペール
次は、アイスペールです。
モデルとなった牝馬は、クイーンペル(生年:1982,父ペール)です。
産駒は牡馬のみでした。。。
この流れは、厳しいな。
ペットボトル
お次は、ペットボトルです。
モデルとなった牝馬は、ウラニシリージ(生年:1980,父ロードリージ)です。
産駒は2頭ながら孫の代まで伸びましたね。
この勢いで次行きましょう。
エドムラサキ
お次はエドムラサキです。
モデルとなった牝馬は、カネマンサク(生年:1980,父ロードリージ)です。
はじめてプレイした時に出てきた思い出の初期牝です。
産駒が多く期待しましたが、孫の代まででした。。。
残念!!
ミズノアーチ
さてお次は、ミズノアーチです。
モデルとなった牝馬は、ビクトリーウォター(生年:1983,父ダンシングキャップ)です。
産駒が牡馬2頭で伸びずでした・・・
やっぱりきついか。
ノーマジーン
いよいよ700万円グループ最後の1頭となるノーマジーンです。
モデルとなった牝馬は、ヒガシマリリン(生年:1985,父ゲイルーザック)です。
残念!!
産駒は多いですが、孫の代までもいかなかった。
これで、700万円のグループまで全滅となりました(泣
800万円の初期牝馬
スーパーダイエット
800万円のグループ1頭目は、スーパーダイエットです。
モデルとなった牝馬は、スーパーデュネット(生年:1987,父:ハードツービート)です。
系譜は次の通りです。
尚、青色が牡馬、ピンク色が牝馬を表してます。
競走馬として登録されなかった産駒は除外しています。
産駒に牝馬が多く、期待しましたが、孫の代まで伸びずでした。
流れは変わらず、やはり厳しいのかなと思いつつ、まだ1頭目ですからね。
次いってみましょう。
コデマリ
お次は、コデマリです。
モデルとなった牝馬は、キヨヒサ(生年:1978,父:スノッブ)です。
こいつが出てくると、オッ出てきた「お黙り!」とつぶやいてました。。。
産駒は多いですが、牡馬が多く、2頭いる牝馬もその先に繋がりませんでした。
どんどんいきましょう。
キャットミント
次は、キャットミントです。
モデルとなった牝馬は、ベルキャロット(生年:1984,父:タイテエム)です。
産駒が2頭と少なく、やはり孫の代までは伸びないですね。
3頭目も流れが変わる気配無しで暗雲が・・・
ハニーフラッシュ
次は、ハニーフラッシュです。
モデルとなった牝馬は、メルバハニー(生年:1985,父:グランディ)です。
もう見飽きた、この感じですね。
だってなんだか、だってだってなんだもん。。。
タケノマジック
さて、お次はタケノマジックです。
モデルとなった牝馬は、タケノアテネ(生年:1987,父:ダンサーズイメージ)です。
このグループで初めて孫の代まで伸びました。
しかも産駒が多く、ブライアンズタイム、アグネスデジタルなど母父としてよく見るものもあるので、期待しましたが、孫の代で打ち止めでした。
調査途中、一番可能性を感じましたがダメでした。残念。
ペペロンチーノ
次は、ペペロンチーノです。腹が減ってきますね。
モデルとなった牝馬は、テンザンノノ(生年:1987,父:ノノアルコ)です。
ここも孫まで、続きました。
流れとしては期待できるながれですね。
次行ってみましょう。
キルトクール
次は、キルトクールです。
そうなんですよね、切ると来るんだよなぁ。これまた一人でつぶやいてました。
モデルとなった牝馬は、スダリーフ(生年:1989,父:サウスアトランティック)です。
ついにキターーーーー!
繋がってました。
直近では、JRA所属のペイシャローズが2023年10月で引退し残念ながら繁殖には上がってないですが、一つ下の牝馬ペイシャキャット(父ディスクリートキャット)がまだ所属未定ですがいますし、さらに、その下に牡馬(父タリスマニック)がいます。
是非、系譜を繋ぐ活躍を期待したいです!
頼んだぞー!!!
ゴンニノチッチ
さぁ、この調子で連チャンいきましょう。
次は、ゴンニノチッチです。
モデルとなった牝馬は、キヨヒスイ(生年:1984,父:ジャッジャー)です。
孫の代までつながりましたが、ここは連チャンとはいかなかったですね。
気を取り直して次いきましょう。
ウインターミュート
次は、ウインターミュートです。
モデルとなった牝馬は、フユノネブアー(生年:1978,父:ダラノーア)です。
うーん、伸びない。
流れが続かないですね。。。
オオシマナギサ
出ましたオオシマナギサ!
モデルとなった牝馬は、イチコスター(生年:1983,父:ソーブレスド)です。
種付料無料のマチカネイワシミズとの爆裂配合で世の中を席巻してましたね。
筆者は、そんな情報知らず、普通にコツコツとやってました。。。
さぁ、ゲーム同様に爆裂に行ってくれ!
普通、普通過ぎる・・・
孫の代まで伸びましたが、よく見る感じとなりました。
やはりマチカネイワシミズとの配合がないからか(w
グリニッジビレッジ
次は、グリニッジビレッジです。
モデルとなった牝馬は、レインボーパーク(生年:1984,父:ドン)です。
産駒が多く、孫の代まで伸びましたが、そこから先には伸びずですね。
残念。
レッツツイスト
さぁ、いよいよ800万円グループ最後となるレッツツイストです。
モデルとなった牝馬は、ダイシンロック(生年:1981,父:チャイナロック)です。
うーん、全然でした!
さぁ、気を取り直して、最後900万円のグループいってみたいと思います。
900万円の初期牝馬
レイニーバカンス
900万円の初期牝は、このレイニーバカンス1頭のみとなります。
モデルとなった牝馬は、スコールピット(生年:1980,父:ピットカーン)です。
さぁ900万円の実力を見せてくれ!
だめやないかーい。
1000万円の初期牝馬
アスキーパートツー
さて桁が一つ増えた1,000万円の初期牝馬1頭目は、アスキーパートツーです。
モデルとなった牝馬は、ラッキープレゼント(生年:1983,父:ホウヨウボーイ)です。
パートワンはおらんのかーい。と謎のつっこみを入れてた記憶があります。
さて、1,000万円の実力はどうか。
さすが産駒も多めで、孫の代まで延びてますね。
いい感じですが、まぁここまでくると見慣れた感じですね。
まぁ1頭目なんで、次行きましょ、
ヒステリック
お次は、ヒステリックです。
モデルとなった牝馬は、ヒスパニック(生年:1987,父:スズユウ)です。
絶対、産駒は気性難が多いわとか勘ぐっていました(w
うーん、産駒は普通にいるのですが、孫の代までいかなかったですね。残念。
まぁ、次に期待です。
ミリオンキッス
続きましては、ミリオンキッスです。
モデルとなった牝馬は、ミムズキッス(生年:1988,父:ハイランドブレイド)です。
芦毛で、何かありそうな予感がして初期牝リセマラで出てきたら使ってた記憶があります。
ちなみに、初期牝で芦毛は、ミズノアーチとこのミリオンキッスの2頭だけだったと思います。
産駒の数も多めで、孫の代まで行きました。
また孫は2010年代ということで父も見慣れた名前が出てきて期待しましたが、その先へはつながらなかったです。厳しい!
プレミアムグッズ
もうこれで4頭目ですね、続いては、プレミアムグッズです。
モデルとなった牝馬は、ミムズキッス(生年:1986,父:ノーザンディクテイター)です。
名前もプレミア感があって(そのまんまですね。。。)ノーザンダンサー系ということでニックス&インブリードで爆発できんかなと試していた記憶があります。
うーん、産駒も3頭と少なく、孫の代まで延びてないですね。。。これは残念だ。
さぁ次いきましょう!
カンチェルスキス
5頭目は、カンチェルスキスです。
モデルとなった牝馬は、サンカルチエ(生年:1983,父:マイスワロー)です。
あんまり記憶がないのですが、この語感は覚えてます。
無駄に言いたくなるんですよね、カンチェルスキス。
さぁ行ってくれ!
うーん、産駒は多めですが、孫の代まで届かないですね。。。
いや厳しい。
ここまで来て、気づいたのですが、1,000万円のグループは、みんな生年が1980年代なんですね。
しかも中ごろから後半にかけて。
900万円までは、1970年代が多かったので、年代が新しい分期待値が上がりますね。
さぁ、では、次に期待です。
ブートストラップ
お次はブートストラップです。
モデルとなった牝馬は、アームトラック(生年:1983,父:カネミノブ)です。
1,000万円のグループも折り返しなので、ここらでお願いします!
だめだー。子の代で終了。
いや、これは厳しい。。。
ちょっと怪しい感じになってきましたが次いきます。
ゴールドシラナミ
続きまして、ゴールドシラナミです。
モデルとなった牝馬は、ロイヤルシラオキ(生年:1983,父:スティールハート)です。
焼酎が思い浮かぶんですよね。(さつま白波か・・・)
さぁ、意味わからないこと言ってないで見てみましょう。
うーん、おしい。孫の代まで延びて、2010年代の産駒もいるので、もしやと期待しましたが、やっぱりそんな甘い世界じゃないな。
サラブレッドで血筋を残すことは、ほんとに簡単じゃないですね。
さぁ、そろそろ終盤に差し掛かってきました。
誰か捲ってくれ!
カノン
8頭目は、カノンです。
モデルとなった牝馬は、ミロク(生年:1984,父:ボールドコンバタント)です。
ピアノの旋律が聞こえてきます。高尚な雰囲気が。
何かやってくれそうな気がします。
キターーーーーーーー!
キルトクールに続いて2頭目の現役の競走馬が存在する初期牝カノンです!
孫の代に(栗東)武英智 厩舎所属のジョリダム(牝,生年:2020,父:カレンブラックヒル)がいました!
そして、2歳にヘニーヒューズ産駒の牡馬が控えてますね!
また、その下の世代にキタサンミカヅキ産駒、リアルスティール産駒の牝馬が控えていますね!
すばらしい!!
ジョリダム、門別でのデビューのようですが、その年(2022年)のクローバー賞(OP 札幌競馬場)の勝ち馬になってますね。オープンクラスじゃないか!!!
是非、系譜を繋いでほしい!!!
キルトクールの系譜ともども応援したいと思います。(馬券ではなく気持ちで・・・)
ポートセルミ
さぁ、続いてくれ!ポートセルミ。
モデルとなった牝馬は、ポートマリヤ(生年:1988,父:マルゼンスキー)です。
さぁ、どうだ!
普通・・・
孫の代が1頭いますが、そこまででした・・・
牝馬多めで期待したのですが、残念無念。
さぁこれで、残すところ1頭となりました。
ナホコ
いよいよ1000万円のグループ最後となりました。つまり初期牝のオオトリです。
さぁ、ナホコ行ってくれー。
モデルとなった牝馬は、ミホコ(生年:1984,父:ダイアトム)です。
四の五の言わず、見てみましょう。
あかーん。
子の代で打ち止め。
そんな世界ですよね。これが現実、何度言ったか忘れてしまいましたが、やっぱり、そんなに簡単じゃないのよ。わかってた。わかってたよ。
しかし、残念。。。
さて、トータルでどうなったかまとめてみます。
最新のダビスタ(Switch版)はこちらから
まとめ
今回、ダビスタ96に出てくる初期繁殖牝馬全34頭のモデル牝馬の系譜が続いているのかを調べてみました。
結果は次の通り系譜を繋いでいるのは2頭でした。
この系譜をつないでいるのが2頭/34頭という結果をみて、多いとみるのか少ないとみるのか。
今回の作業、そこそこに労力がかかっており、その中で子や孫の牝馬の産駒成績を調べては系譜が繋がらないことだらけでした。
また産駒の中には、競走馬として登録されずに消えていっている馬たちもたくさんいました。
労力を費やして調査した実感としては、やはり少ないなという感覚です。
改めて、やはり牡馬だけでなく牝馬の観点からも、サラブレッドの世界で血を残すというのは、簡単な話ではないなということを改めて垣間見た気がしました。
こういう淘汰の中で、成り立っている競技だということを改めて肝に銘じて、関わっていきたいなと思いました。(締め方が、なんだか思ってたのと違う方向にいってしまった。。。)
なにはともあれ、現役なのはカノン(ミロク)の系譜のジョリダムだけですが、その戦績やその後を見守っていきたいなと思います。
カノンの系譜としては、2023年生まれの牝馬が2頭控えているので、そちらにも期待したいと思います。
また、現時点で所属未定のため、デビューができるか分かりませんが、ペイシャキャットには是非、キルトクールの系譜を繋いでくれることを期待しましょう!!
がんばれジョリダム、がんばれペイシャキャット!
ダビスタ96に登場するライバル牝馬の系譜と初代プレイステーション版の初期牝馬の系譜も調べています。
こちらも是非ご覧ください。
※馬券は20歳になってから。馬券は程よく楽しみましょう。